第4章 彼氏候補
に、ニート.....
「そうだったんですね、だから俺たちクズだって....」
おそ松「クズでもいいよね⁉彼氏にしてくれるよね⁉」
「別にいいですけど....あれ?でもトド松さんはバイトしていたんじゃ....」
おそ松「あー。スタバァだろ?あれな!俺たちが潰したー」
へ?
おそ松「楽しかったなぁ〜あいつ脱ニートしようとするからみんなでスタバァまで行ってさ」
あぁ....クズだ
だからアイダとサチコがあんな風に言ってたんだ
おそ松「トド松のあの芸はおもしろかったなぁーもうホント!腹がよじれるほど」
「あのぅ....」
おそ松「ん?」
「皆さんって...要するに社会のゴミって事ですか」
おそ松「きっついなぁー俺、どっちかっつーとSなんだけど....」
あいかはゴミを見るような目でおそ松を見つめる
「まっ、いいや。わたしも人の事言えないし....どうしてもリア充のフリしたくて友達に嘘までついたクズだったし!」
やけくそになったのか、あいかは大声をあげて言う
「まぁ、クズ同士なかよくやっていきましょ?」
そう言い、あいかはおそ松に笑いかけた
おそ松「あ、あー....そうだな」
おそ松は少し詰まり、返事をした
ふと、足を止めてあいかは目の前のアパートを指差した
「あ、ここです。わたしの住んでるアパート」
おそ松「おーここ?そうか。じゃあ、また明日な」
「はい。また明日、家に行きますね...何かあったらトド松さんに連絡しておきます」
おそ松「わかったー!じゃあな、いい夢みろよ?」
あいかに背を向け、歩き出したおそ松は手をヒラヒラとふった
「あの!今日はありがとうございました!」
おそ松は振り返らずに、おう!と返事をした
なんだかんだでいい人....。
明日が楽しみだ!
顔に笑みを浮かべながら、あいかは自分の部屋へと入っていった