第1章 レモンの憂鬱
二宮side
翔さんが相葉さんと話してるのを見て、気が変わった。
前言撤回、
もう我慢なんてしないよ。
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収録終わり、断られても無理矢理連れていく覚悟で翔さんを家に誘った。
すると運良くOKをもらった。
車の中、翔さんが助手席に座っているというだけで心躍る俺は、きっとこの人に依存してるのだろう。
家に入ると、翔さんは新品のソファに首を傾げている。
そんなに部屋に合ってなかったかな?
まぁ、翔さんとの同居生活を妄想して買ったのが理由って事は、絶対本人には内緒だけどね。
ダメ元でお酒を勧めてみたけど、それはさすがに無理だった。
ちぇっ、酔った翔さん見たかったなぁ←
…でも家に来た翔さんはもう、袋のねずみ。
絶対に逃がしなんてしない。
グラスに注いだウーロン茶と一緒に入れたのは、
睡眠薬と…少しの媚薬。
おいしくなぁれ。