第1章 レモンの憂鬱
翔side
指だけでも十分苦しかったのに…
ニノは、まだ慣れていない俺のそこに熱い塊を無理矢理挿し込んできた。
櫻「あああっ!…ぃっ、たいよぉっ…」
二「んんっ…しょ、さん、息吐いてっ」
櫻「ふ、ふぅ〜っ…んあぁっっ」
言われた通り息を吐くと、ニノが更に勢いを上げてナカに押し入ってきた。
俺は、大きな恐怖と快感の波に同時に襲われるような感覚に陥(おちい)り、目を思い切り瞑(つむ)ってしまった。
櫻「ぅうっ…」
二「……はっ、全部、入ったっ…」
ちょっと嬉しそうにニノが言った。
それにしても、ニノの熱い…。
溶けちゃうんじゃないかって程。
しかも、時々びくびくってなって大きくなってるし…
このままじっとされてたら逆にキツい。
櫻「ニノ…?」
二「何ですかっ、?」
櫻「動かないの?」
二「いやだって、翔さんに負担かかるじゃん。明日仕事なんでしょっ?」
櫻「…きにしてぃいよ…」
二「ん?」
櫻「ぉ、俺の身体、、好きにして…いいよ?」
二「……へぇっ!?」
媚薬だ、、媚薬のせいだ。
こんな恥ずかしいこと、普段なら絶対言ってやらないのに…
二「翔さん…俺を煽ると大変ですよ?」
櫻「へ?…っちょ、ニノ?」
目の前の口が、笑った。
二「それじゃ、遠慮なくいただきまぁす♡」