第1章 レモンの憂鬱
二宮side
翔さん…そんな言葉、誰に教わったんですか。
"媚薬のせいで言った"なんて思ってるんでしょうけど、もうとっくに媚薬の効果時間切れてますからね?笑
二「それじゃ、遠慮なくいただきまぁす♡」」
俺は腰をギリギリまで引き抜いて、一気に奥まで突き上げた。
櫻「ぅあああっっ!」
翔さんが背中を弓なりに反らせて、悲鳴のような声をあげた。
二「翔さんっ、もう俺止まんないよ…」
櫻「…っっ!」
俺はもうお構いなしに欲望をぶつけた。
貴方以上に甘く、俺を蕩(とろ)けさせる人間はこの世にいないです。
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……朝起きたら、ベッドに翔さんは居なかった。
昨日脱がした服も全て無くなっていた。
時計の針は午前9時を指している。
1時間後には翔さんがメインキャスターを務める生放送番組が始まる。
俺は一杯水を飲んで、ソファに座った。
できる限りは掻き出したつもりだけど、お腹壊してないかな?
本番中に何かあったらどうしよ、、
…悪い事したなー。
あ、結局翔さんを抱いた理由本人に言ってない。
翔さん、いきなりで何がなんだか分かんなかっただろうな。
、、一応メールでその理由送っとこ笑
…でもさすがに今は仕事中だから携帯開けないか。
ま、後でも良いから見てほしいな。