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【おそ松さん宗教松】セーチクダイ・スロラーニュ 《後編》

第5章 それぞれの想いが、交差する。


【一松】

天井は、安っぽい照明だけ。
雨の音が聞こえる。

息の奥が落ち着いて、なんだが逆に息苦しい。

「起きた…?」

「おそ松………」

「天界ンとき、何となくアイツから薬の作り方教わったからな………」

「…あいつって?」

「ん?ああ、前言ってた俺の親友。」

机の上は、なんか見た目がグロ………いや、薬の様なものが置いてある。

「おい呑め一松ぅ。俺様特性特効薬~」

「いらね。」

俺は布団に頭までくるまった。

……あんなモン食えるか。悪魔が作ったやつだし、呪いとかかかったらどうしてくれんだよ。

「え、嘘、一松君!?俺無視して良いの?泣いちゃうよ!?」

「明日1日中寝っ転が治るからヘーキ。」
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