【おそ松さん宗教松】セーチクダイ・スロラーニュ 《後編》
第5章 それぞれの想いが、交差する。
【トド松】
「ゴメンね、シスタートド松…こんな話。」
「いや、言いづらかったのにゴメンね?」
こういう時、なんていえばいいんだろう。
一方的に一松さんのせいにも言える。
だけど一松さんの気持ちも考えてみたら……
「…お仕事しよっか?」
そういうしかなかった。
辛かっただろうにとは思わない。
彼の気持ちを考えてたら、一松さんのただの思い込みで丸く収まる。
でも彼にはおそ松兄さんがいる。
悪魔と関わって、あんな性格だし………
神父はなんで僕らにあの人をまかせたっ!?
なんで悪魔に……
僕らが危険だなんて、一番知ってるハズなのに…!
危険なのに……
このままじゃ、
一松さん、死んじゃうよ…………