【おそ松さん宗教松】セーチクダイ・スロラーニュ 《後編》
第5章 それぞれの想いが、交差する。
【一松】
体がぐったりしてるけど、意識は普通にある。
熱はあるけど、おそ松が頭を撫でてくれてるのが伝わる。
____これは、悪魔と関わってしまった、罰なのかな。
死ぬかもしれない…それでも不思議と怖くなかった。
死は、怖くなかった。
死んでも、おそ松がいると思うと。
でも、思い残すことは、ある。
…カラ松神父。
俺を弟のように可愛がってくれた。
彼が他人とは到底思えない。
会いたい。
大好きだし、大嫌いだけど。
腹立つくらい、愛してる。