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【おそ松さん宗教松】セーチクダイ・スロラーニュ 《後編》
第4章 死神、シスターの代わりを。
【おそ松】
一松が荒い呼吸に耐えている。
体温が高くて、虚ろな目。
熱があることには間違いないけど、雨に半分濡れていて一晩過ごしたからな。
…それだと、俺が悪いみたいじゃん。
「一松…ほら、一緒にいてあげるから。」
俺がどんなに怪我をしていても、一松のキスで、すぐに癒える。
だけどその逆はできない。
俺のキスは、何の意味もない。
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