【おそ松さん宗教松】セーチクダイ・スロラーニュ 《後編》
第4章 死神、シスターの代わりを。
【トド松】
半強制的に僕は"人間"になった。
おそ松兄さんが一般の人間に関わって、人間に恋をして。
勝手に僕を巻き込むな、とも思うがそれはそれで今不満はない。
強いて言うなら、この神父が単純でバカ過ぎるところかな。
だけど彼は純粋だ。
大事な人を限界まで愛して、怒るときは怒る、泣きたい時は泣く。
純粋な人間だからこそ出来る。
僕だって泣きたい時は泣くけどさ。
「ふぅ……」
「大丈夫?"シスタートド松"。」
「えぁっ…だ、大丈夫です。ちょっと考え事…」
考え事っていうより、この環境が苦手なんだよね…