【おそ松さん宗教松】セーチクダイ・スロラーニュ 《後編》
第4章 死神、シスターの代わりを。
【チョロ松】
最近は、かなり体が落ち着いた。
兄弟を二人も失って、息が詰まる程焦っていたから、今となっては少し落ち着く。
十四松は、何故か最近僕に怯えているようだ。
目付きが悪いからか……いや、それだけじゃ理由にはならない。
違うなら、まさか……そんなわけないよな。
単純でバカな十四松なら、気づく分けない。
「チョロ、松兄さん。」
「ん?どうしたの十四松。」
いつも明るい十四松は、この頃暗いトーンの声色になっている。
羽根も、爛れてだらしない。
「この間…の日記、なんで怒らないの?」