【おそ松さん宗教松】セーチクダイ・スロラーニュ 《後編》
第3章 鎌に滴る、血の雫
寝起きなのか、驚きが鈍っていた。
それに悪魔は一瞬「つまんね」と言うような顔を見せて、にこりと笑った。
「寂しかったでしょ?一松はさみしがりやでしゅね~?」
「そうだよ。おそ松がいないと寂しいんだ。」
また悪魔はつまんなそうな顔をした。
どうせ、さみしがりやと言われて照れてる自分を見たかったんだろうね。
でもちょっと体が熱いんだ。
おそ松の期待通りの反応、出来なくてごめんね?
ドサッ…………
「いち…松…?」