• テキストサイズ

【おそ松さん宗教松】セーチクダイ・スロラーニュ 《後編》

第2章 独りの神父が、護りたいもの


あのまま割らなきゃ、一松はずっとこの教会にいてくれたのに。

いや、悪魔との契約をしなければこんなことにはならなかった。

…いや、そのずっと前。俺が一松をちゃんと理解してあげれたのなら。

『努力しても人は皆結果しか見てくれない。』

その通りかも。
俺は一松の結果しか見てなかった。

一松が真面目に働いた結果。
一松が悪魔を信頼した結果。
一松が仕事を怠った結果。

……あ、ほんとに結果して見ていない。
努力も理由も、目に見えていなかったんだ。
/ 175ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp