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【おそ松さん宗教松】セーチクダイ・スロラーニュ 《後編》

第8章 ただの必然、ただの運命


神父は、最期に礼拝堂で懺悔してから死にたい、と。
人間の最期の希望くらい、叶えてやるのも死神の情け。
僕は死神のローブと鎌をもって、ここは大富豪の結婚式場かっていう位立派な教会へ向かった。僕はそこのベンチに座って、邪魔なシスター服を脱いだ。

中には、僕が参拝者としてここに来た時の死神の服。
ローブを纏って、待つ。毎朝のミサよりずうっと長いお祈りが始まった。
今回の為にゆっくり休んだから大丈夫。だけど暇だな。祈りなんて…この人に神父の誇りなんてあったのが驚きだ。

……ん?

風が…

教会のステンドグラスが割れている………?



まさか

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