【おそ松さん宗教松】セーチクダイ・スロラーニュ 《後編》
第8章 ただの必然、ただの運命
【トド松】
「ちょっと目を細めて、体勢を低くしてくれるか?」
「え?」
言われるがまま。
「こ、こう…?って、わっ!」
突然、前髪をぐしゃぐしゃにされた、毎日整えてたのに台無しだ。
「なんなんですかぁ!いい迷惑!」
ぐしゃぐしゃにされた前髪を手櫛で戻していると、
「こうして見ると、やっぱり一松に似てるな!そっくり。」
「…気持ち悪」
「えっ」
寒気がした。もはや気持ち悪い通りこして怖い。
「こんなブラコン殺すのなんかやだ。」
「…すまん。」