【おそ松さん宗教松】セーチクダイ・スロラーニュ 《後編》
第7章 終わりが傍まで、ついてくる。
【トド松】
シスター達に呼ばれて仕事をやって来た。
おそ松兄さんやカラ松神父に話すことかなりあるのにな………
あと、どうでもいいけど、ここいくらなんでも女の子が多いからって、僕もまとめてシスターって呼ぶの恥ずかしいから止めて欲しい。
女の子みたいじゃん、僕。
でも…明日でこの教会生活最後なんだよな…
なんか…案外寂しいなぁ……
てかなんで僕こんな場所にいるんだっけ?
カラ松神父に命の大切さを教えたっけ?
そもそも、こんな息苦しい場所になんでいるの?
シスター達に僕が死神だってことすら勘づかれてないし、
それに………
…『優秀な赤と緑の双神。其れを祝福する黄と桃の天使………』
教会の大きなステンドグラスに描かれている絵と、聖書にある冒頭の記し…
誰が僕らの存在を知ったのか、誰が僕らの存在を書き記したのかは知らない。