第7章 終わりが傍まで、ついてくる。

【一松】

「……え？」

「ねぇ、おそ松はカラ松神父とどんな関係なの？
なんで神父が十字架をくれた日から、おそ松が来たの？」

正直、おそ松がいつから自分の夢にいたずらしに来たかは覚えてない。

──はっきりとは。

カラ松神父が十字架をプレゼントしてくれた日のこと。

初めてその十字架をもらった日。あれは第一印象からまがまがしいモノだった。