【おそ松さん宗教松】セーチクダイ・スロラーニュ 《後編》
第7章 終わりが傍まで、ついてくる。
【十四松】
人間界の入り口。
気持ち悪い見た目。
チョロ松兄さんがそこを見ている。
「兄さーん!!」
ドシッ!
「いった…痛いだろ!なにしてんの。」
「コレ、入るの?人間界の入り口だよ?死神さんがたましー取る為の場所だから入っちゃだめじゃない?」
入り口を指さした。
兄さんは少し俯いて、口のはしっことはしっこを少し吊り上げた。
「うん…実は僕ね、知ってるんだ、おそ松兄さんの居場所。」
「まじですか!?だったらさっそく行かなきゃですね、兄さん!」
手のひらサイズのちっちゃな羽、ぱたぱた。
両腕サイズのおっきな羽、ばさばさ。
兄さん、待っててね。
………トド松も、ね。