【おそ松さん宗教松】セーチクダイ・スロラーニュ 《後編》
第7章 終わりが傍まで、ついてくる。
【カラ松】
「カラ松神父」
「ん?どうしたシスター」
「先ほど、シスタートド松が急いで離れの方角に走ったんです。何かあったのでしょうか?」
トド松がおそ松のところに……?死神のことだから、おそ松と何かあったんだろう。
「俺は分からないな。」
「そうですか…まあそうですよね。」
それでは仕事に戻りますと、シスターは持ち場に帰っていった。
「カラ松神父、か…」
そう、呼んでもらえるの、明日までなんだよな。
あの日から随分と時が経った。
俺の寿命は、明日。
…明日の何時に殺るんだろうか?
怖くはない。むしろ清々しい。
一松の為に、命を投げられると思ったら。