【おそ松さん宗教松】セーチクダイ・スロラーニュ 《後編》
第1章 灯の明かり、月の誘い
血で真っ赤に濡れたシスターの制服を、近くの川で洗っていた。
ここには、人が来ないし、水が澄んでいる。丁度いい場所かも。
洗っている途中に、
「一松ってさ~」
「あ?」
不意におそ松に声をかけられた。
「なんで、教会に入ろうと思ったの?」
唐突な質問だった。なんで、そんなことを聞くの。と、逆に問いそうになったが。
「…じゃあさ、前にもいったけど、なんでおそ松は天界に行った事があるの。」
質問返しをしてみた。
少しだけ、気になったいたから。