【ナカノヒトゲノム】審神者はゲーム実況者でした【実況中】
第3章 GAME01
『はいぃ!!?』
何!?あの人ふざけてる!!?
普通、女の子一人置いていくか!!?
………まぁ、私は強いからいいけど。←
……………はぁ。
ここに一人いても危険なだけだし、追いかけますか。
タッタッ
………あっ!いた!!
………って、何あの大きなカタツムリにネズミ?は!!?
『あっ……!』
鬼ヶ崎さん!!
キイィィ
「おうご両人、なにボサッとしてやがんでぇ」
………この人、一発で仕留めた…。
しかも……、“目”を……。
「とっとと目ェ潰しな」
「…え…?」
あっ、誰か知らないけど女の子と男の子いる。
「目だよ目。突くか潰すかすりゃいい。」
グッ!
あっ、番傘引っこ抜いた。
「こいつら、案外楽に倒せるぜ」
「で、できるわけ……」
まぁ、普通の女の子はそうだね。
「んじゃコレ貸してやらァ」
「そうじゃなくて…!;」
「野郎は丸腰で頑張んな」
鬼ヶ崎さん、あんた意外と酷いよ。
「じゃ」
ザッ
「あっ、ちょっと…!!」
あっ、鬼ヶ崎さん、巨大カタツムリの方行った。
仕留める気かな?
「な、なんなのあいつ」
まぁ、女の子置いていくような奴だしねぇ……。
「無茶苦茶よ。あんなのと戦うなんて」
ズン・・・ズン・・・
………あの男の子、パンダの“目”を見てる…?
「とにかく、すぐここから離れなきゃな」
ポテ
あやや;;
「きゃっ!?………靴下……?」
女の子が上を見上げると、木を登ってる男の子がいた。
「な、なにしてんだこらあああ!!!」
ド!!
あっ、木蹴った。
すごい威力……。
「ちょ、やめて。揺れる落ちる」
「落ちろ!!鼻から粉砕しろ。なに一人だけ逃げようとしてんのよ!?」
ガッガッ
wwww
面白いwあの女の子ww
「誤解ですって」
「念のため隠れててください。潰されないよう気をつけて」
「あんたはどうすんのよ…!?」
「まあ、なんとかします」
すごっ、あの男の子勇気あるー………。
どうする気かな……?
倒すような気はなそうだし。