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【R18】狼彼氏(仮)

第9章 凄く…ムラムラする


本能に任せるか、なけなしの理性で堪えるか。


「烈さん?」


上目遣いに見上げられ、理性のタカが外れてしまいそうになる。


「月本さん、ちょっと、ストップです」


「はい?」


あー、もう…首を傾げないでください。


僕の理性が。


「だから…」


無防備な月本さんの両手首を掴み、ベッドに組み敷く。


「え?」


「あなたのその格好…さっきから凄く…ムラムラするんですよ…」


漆黒の瞳に熱が籠っている。


「僕もバカじゃないから頭では分かってますけど、身体は正直なんです。


…分かります?」


熱く、硬くなった自身を布越しに当てる。


「え?これ…」


「僕のです」


「欲情…してくれたんですか?私に」


「そうだと言ったら、どうします?」


「嬉しいです、正直」


「嬉しい?」


「烈さんをそんな風に出来て、欲情した烈さんを見れて。

嬉しいです」


「あなたはまたそんな反則なことを…」
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