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【R18】狼彼氏(仮)

第7章 学ばないね


「それはあいつが面白がって言ってるだけですから、僕の前では普通に使って良いですよ」


ニコッと微笑む。


「あ、ありがとうございます」


良かった…引かれてはないようだ。


「その、凄い不躾な質問なのですが…宜しいですか?

デリカシーのないような」


「大丈夫ですよ」


言いにくそうに眉根を寄せ、伏目がちに尋ねる。


「あいつとは…星夜とはどこまでシたんですか?」


「はい?」


「だから…セックスを」


「あ、それはですね…。

最後まではシてないです、私がイッて終わりです」


「そうですか…」


ホッと一息を吐いたように見えた。


「それがどうかしたんですか?」


「いや、こちらの話です。

気にしないでください」


「はい」


幾分すっきりした表情。


会長が迷惑かけてないか不安だったのかな。


「仕事、始めましょう」


「はい!」
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