第6章 意外な弱点
「かいちょ、可愛い」
「う、るせ」
欲情と熱に濡れた目で物欲しげに見つめられる。
「そうしたら次は肌着を脱がせてください。
こちらも慎重に」
「はい」
会長はもう抵抗しておらず、なされるがままの状態だ。
「出来ました…わっ」
肌着を下にズラすと熱く、硬くなったモノが勃ち上がる。
「手で構いませんので、利き手で握ってください。
そう、もう少し強くても大丈夫ですよ。
案外ちゃんと握っても」
烈さんの指示に従い、利き手である右手でモノを握る。
「まずは全体に刺激を与えましょう。
上下に擦ってください」
「えと、こう…?」
「そうです。
硬いでしょう?」
「はい」
「それでは次に移りましょう。
先端から傘にかけて刺激しましょうか。
小指に若干力を入れて握り、掌で擦りつつ、先端を過ぎたら人差し指を縮める感じです」
烈さんの指示は的確だ。
言われた通りに進めるだけで会長からは悩ましげな吐息と、時折声が漏れる。