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【R18】狼彼氏(仮)

第3章 絶対服従


「会長はどうして生徒会に入ったんです?

それも生徒会長に」


「あ?んなモン決まってんじゃん」


学校を良くしたいから、とかかな。


きっと最初はそういう純粋な動機で…。


「モテっから。

あとここ密室な上に防音機能優れてんじゃん。

そういうことすんのに便利だから」


ですよねー。


この人が真面目な理由で生徒会に入るだなんて、少しだけでも思った私がバカだった。


「お前は?」


「単純なる興味です」


「へー。

組織内でエッチなことシてんじゃねェかって?」


「ち、が、い、ま、す」


1つ1つの言葉をはっきり言う。


「素直じゃねェのは知ってるから」


「これは本音です!」


「これはってことは誤魔化してたこともあるんだろ?」


「う…」


「俺に口で勝とうなんて100年早ェ」


「うぅ…悔しい」


「悔しけりゃ技術磨きな、色んな技術」


「い、色んな?」


「何変な妄想してんの?ヘンタイ」


「してませんっ」
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