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【R18】狼彼氏(仮)

第17章 余裕なんかねェよ


「星夜さん...」


「なんだ?」


「挿れたくないの...?」


「は?」


挿れたくないのか、そう問いかけたよな。


「なんで、んなこと聞く」


「だって...前はすぐ挿れようとしたけど...今日はして来ないから...。

やっぱり学校じゃ嫌だよね...。

付き合ってすぐとか、軽いよね...」


美織の瞳が不安に揺らぐ。


「バーカ。

変な勘繰りしてんじゃねェよ。

俺がいつ挿れたくねェなんつったよ。

挿れてェ...今すぐにでも、美織んナカに。

でもお前初めてだろ?

初めては痛ェっつーし、念入りに解しといた方がって思っただけだ。

これでも精一杯理性で抑えてんだ、煽るな。

余裕がなくなっちまう」


欲に従うのならば今すぐぶち込みてェ。


奥まで深く挿れて、ガンガン突いて、喘がせてェ。


だがこいつは初めてだ、全く男の経験がねェ。


加えて俺も経験のない女を抱くのは、美織が初めてだ。


慎重になる他ねェだろ。
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