第17章 余裕なんかねェよ
「んんっ…あぁ…ぁ…」
「声、抑えられねェの?」
「んぁぁ…む、り…奥触られたら……っ、出来な…」
小さいながらも声はしっかりと出てしまっている。
流石に学校だし、いつ誰が来るか分からない場所だし口は塞いどくか。
「美織」
「んぅ…っ…」
キスで唇を塞ぎ、溢れ出る嬌声を奪い取る。
「っ!…んん…っふ…」
わずかに空いていた隙間から舌を滑り込ませると、美織の身体が少し強張った。
「んんんっ…っづ…ふっ…ん…」
キスをしたまま、下腹部の手を動かし愛液を溢れさせる。
「イキそ…?」
美織の身体に、抜けてた力が入り始めた。
「んっ…うん…」
「良いよ…イケよ。
ちゃんと声は抑えててやるから」
「んんっ…っ…っ、ん……んんんんっっ…」
眉間にシワを刻み、その身体を大きく跳ねさせた。
跳ねた拍子に唇が離れ、酸素を取り入れやすい状態になる。