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【R18】狼彼氏(仮)

第16章 連れ去りたい


「ここはこんなにイヤらしく濡れているのに…本当に嫌ですか?」


脚を開かせ、ジッと見つめる。


「や…見ないで…」


脚を閉じようとするが、達した余韻から力の入らない美織さん。


「すみません、止まらないです」


「んぁぁ…っあ…」


下腹部に顔を近づけると、陰核に口付けた。


先程までの舌先でなぞるように舐めるのとは違い、音を立てて吸う。


「やぁぁ…だめ……ぇ…」


吸う度、美織さんの身体が大きく跳ねる。


「やっ…ぁ…声…抑えられない…!」


「それは困りましたね。

声はちゃんと我慢して貰わないと」


「ご、ごめんなさ…」


「ちょっと苦しいかもだけど、我慢してくださいね」


シャルリと自分のネクタイを解くと、美織さんの口元を覆った。


「噛んでも良いですよ。

それで声抑えてください」


「んん…っんんぅ…ぅぅん…っ」


布で塞がれてはいるが、美織の口からは止め処なくくぐもった声が漏れ出ている。
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