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【R18】狼彼氏(仮)

第14章 プールサイドは走っちゃいけません!


「じゃ、じゃあクロール頑張ります…」


「はいはい」


先程よりも緊張する中、クロールで泳ぐ。


「…どうですか…?」


「あんまりやったことないにしちゃ上出来だけど」


「!」


「それでもやっぱ下手くそだわ」


「上げてから落とさないでよ!」


「まず手からな?

手は……」


それから星夜さんの特別レッスンが始まった。






















「せ、星夜さん…そろそろ休憩しませんか…?」


「あ?もうか?

早過ぎじゃね?」


「始めてから30分経ってます!」


「あー…まぁ、良いか」


「やった!」


「身体冷やすなよ」


「はーい」


プールから上がり、サイドに腰掛ける。


「身体冷やすなっつっただろ、風邪ひくぞ」


「ふぁ⁉︎」


バサリ、とタオルが降ってきた。


「それで身体拭いて、くるまっとけ」


「あ、ありがとう」


同じく身体を拭いている星夜さんをマジマジと見つめる。


黙っていれば普通にかっこいいんだけどな…勿体ない。


エロい発言さえしなければ、ほんと。
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