• テキストサイズ

【R18】狼彼氏(仮)

第14章 プールサイドは走っちゃいけません!


星夜さんの前で、自分が1番得意な泳ぎをする。


緊張するなぁ…。


なんとか泳げるところまで泳ぎ、浮上し、脚をつく。


「…どうですか?」


「……1つ良いか、美織」


「どうぞ!

遠慮なく!」


「泳ぎ方見るんだから潜水したら見えねェだろうが!

バカ」


コツン、と額を叩かれた。


「だって、1番得意なんだもん……」


「美織の言う10メートル泳げるって、ひょっとして潜水でか?」


「もちろん!」


「だとしたら大したモンだな…」


「えへへ」


嬉しそうに頬を緩ませる。


「じゃあ次はクロールしてみろ」


「え?クロール?」


「知ってるだろ?

1番メジャーな泳ぎ方だ」


「当然じゃないですか!」


「じゃあやってみろ」


「うぅ…はい」


嫌そうに頷く。


「苦手なのか?」


「潜水以外はほとんど全部…」


「今までの授業で何してたんだ…」


「色々と重なったりとかでほとんど…」


「ふーん」
/ 176ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp