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時を越えて【家庭教師ヒットマンREBORN!】

第2章 お願いします




「……ずいぶん打ち解けたじゃねぇかぁ…」


『…打ち解けたって言うんですか、あれ…』




思いっきり嫌な顔をしてやった。






「この世界のお前もベルとよく言い合いしてたぜぇ…」


『え、そうなんですか…』




(そういう運命なのかな…)





「おら、飯。」


『え…!?玉子粥…!!?』



な、なんでこんな日本風な…
ていうか誰が作ったのよ!?






「…んだよ、嫌いか?」


『違います!ちょっと驚いただけで…』


「さっさと食え。」


『は、はい…いただきます…』





スプーンですくってお粥を口の中に運んだ。










『お、おいしいです!すっごいおいしい…!!』




なんか、今まで食べてきたものの中で1番おいしいかも…






「そいつはよかったなぁ…」


スクアーロさんが私に笑いかけて、頭を撫でてくれた。





『これ、どなたが作られたんですか?』



お礼が言いたい。



「ん?あぁ、うちのシェフだ…
俺から礼は言っといてやるよ…」


『はい!ありがとうございます。』











…………




あまりのおいしさに、すぐに食べ終わってしまった。









「そんだけ食欲がありゃあ大丈夫だな。すぐ良くなるだろうぜ。」


『はい!スクアーロさんもありがとうございました!』


「あぁ。今日はもう寝ちまいな…疲れただろう?」




そう言ってスクアーロさんは立ち上がった。





『はい…そうしますね。』


「おう。んじゃ、よく寝ろよ。」


『おやすみなさい。』


「あぁ。」






パチン、と電気が消え、私も目を瞑った。





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