第2章 お願いします
「う"お"ぉおいっ!!!
が倒れたってのはどういうことだぁっ!!!まだ地下に行って15分しか経ってねぇぞぉ!!!」
「ちょっとスクうるさいわ!
ちゃんが起きちゃうでしょ!?」
「う"、す、すまん…」
「ベル先輩が遅れて地下に行ったせいですよー。」
「わ、わかってるっての…!!」
ルッスーリアから話を聞いて、ベルに目をやる。
(まぁ、ベルのやつ…反省してるみたいだな…)
「ちゃん、頭を打っちゃったみたいね。それで気絶したんだわ。」
の頭には包帯が巻かれていた。
少し顔色が悪い気もする。
「…まぁ戦いを覚えてる最中なんだ。
これからもよく起こるだろうぜ…」
「そうねぇ~…でも女の子だから、なるべく怪我が残るようなことはない方がいいわぁ…」
「スクアーロ隊長〜、先輩の体に、傷とかってあったんですかー?」
「ん?まぁ腰のところに大きめの斬られた跡が…って何つーこと言わせやがるっ!!!」
ブンッと剣をフランの頭に振りかざした。
まぁ当然避けられたが。
「レヴィ顔キモい…」
「むっ!!?/////」
「この野郎何想像してやがるっ!!!!
とっとと出てけぇっ!!!!」
レヴィを蹴飛ばして部屋から追い出させた。
「もう…でもスクアーロ、私もっとこのちゃんに尽くすかと思ったわぁ…?」
「確かに。王子もそれ思ってた。
あんまり関わりに行かねぇよな。」
視線が俺に集められた。
「………な、なんか気まずいだけだぁ…」
「なんで?」
ベルが疑問を投げかけてきた。
「……てめぇらには関係ねぇ…
俺はこいつ見てるから、さっさと出てけぇ…」