第1章 動き始める
ボスさんに10年前のが来たことを伝え、すぐにまた会議が開かれた。
「…で?ガキンチョちゃんは今どこにいんの?」
「医務室だぁ…」
「ルッスーリア先輩もですか?」
「 あぁ…」
「今後の方針について言っておく。」
XANXUSがそう言い、全員が彼に注目した。
「まず、ガキにはリングとボックスの使い方を1日で覚えさせる。」
「な、1日ですか!?ボス!!」
「なんか文句あんのか、レヴィ…」
「う"おぉいっ!!ボス!!
さすがに1日は無理だ!!!」
「出来なければ追い出す。
能力のねぇやつはいらねぇんだよ。」
「こっわ…」
「ちっ…」
「ベル。」
「ん?」
「お前がガキに教えろ。」
「え、まじで…!?」
「先輩頑張ってくださーい。
まぁ風と嵐は似てますからね。ミーは当然だと思いますよー。」
「うっせぇカエル…
まぁ、わかったよ、ボス。
でも1日でリングに炎灯せなくても俺のせいにしないでよ~。」
「使い物になれば、俺達の任務にも参加させる。これは俺が決めたことだ。文句のあるやつはカッ消す。」
そう言ってXANXUSは自分の部屋に戻っていった。