• テキストサイズ

未来のいと《ONE PIECE》

第7章 甘い時間 ★



サンジとレナは手を繋いで街を歩いていた。
思えばサンジと手を繋ぐのは初めてだった。
それに男の人とデートをするのも初めてだ。

(サンジの手、あったかい…)
レナはウキウキした気持ちで歩いた。

「大きなスーパーがたくさんあるから、珍しい食材が置かれてるかもしれない。今日は食材探しの旅…ってのでもいいかい?」
「うん、楽しそうだね!」

「ありがとう。明日はレナちゃんの行きたいところに行こう」
「うん!」


二人は食材を売っていそうな店に片っ端から入り、珍しい調味料を見てはしゃいだり、試食をしたり、屋台で買ったものを二人で分けて食べたり…楽しい時間を過ごした。

船の上での生活ももちろん楽しいが、島ではまた違ったサンジの表情が見られるのが嬉しかった。

サンジのことを知れば知るほど、もっとサンジを好きになった。
レナにとって最初の恋だったが、最後の恋でいいとさえ思った。
レナはサンジを、心から愛していた。


/ 148ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp