• テキストサイズ

未来のいと《ONE PIECE》

第6章 結ばれた想い



「レナちゃん…」
サンジがレナを見つめ返した。
レナは嘘偽りのない目をしていた。

「ウソだろ…レナちゃん…マジで俺の事…」
「サンジ…大好きだよ」
レナはもう一度そう言いながら、サンジとの距離を詰めていった。

そして…
「夢みてぇだ」
サンジはレナを抱きしめた。
レナも、サンジの背中に腕を回した。

「何度も何度も…考えた。レナちゃんが俺のものだったらって…」

「…私もだよ…サンジ」


(こんなに…幸せなんだ…)
サンジに抱きしめられるのは二度目だった。
一度目は初めての不寝番のとき。
そのときは片思いだと思っていた。
思いが通じ合っていると知ったうえで抱きしめられるのは、こうも幸せなのかと、レナは初めて知った。


「レナちゃん…俺もレナちゃんが好きだ…絶対に辛い思いはさせないから…俺と付き合ってくれ」
抱きしめたまま、サンジが言った。

「…はい」
レナは、喜びに満ちた声で答えた。

/ 148ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp