第3章 想い
「このままいけばあと3日で島に着くわよ」
朝食中、ナミが言った。
クルー達はそれぞれ喜んでいた。
育った島しか知らないレナも、とても楽しみだった。
「どんな島なの?」
レナがナミに尋ねた。
「大きな街があるみたいよ。レナの服とか、必要なものを買いに行きましょ」
「けど私…お金持ってないから…」
「何言ってんのよ、レナ。もう仲間になったんだからこの船のお金使っていいに決まってんじゃない。一緒にショッピングしましょ」
そう言ってウィンクした。
「いいの?…ありがとう!私、とっても楽しみ」