第2章 追憶 ★
ゆっくりと指を出し入れするフリーク。
「っ…あっ…」
あまりの痛みに呼吸もままならない。
フリークの指がレナの中のある一点を擦ったとき、レナの体がビクンと動いた。
「…ここだな?」
フリークはにやりと笑った。
レナの弱い箇所を見つけたフリークは、同じ所を執拗に攻めて来た。
痛さしかなかったレナだったが、不本意にもだんだんと気持ちよさを感じてしまっていた。
二本…三本と入れる指の数を増やし、激しく出し入れするフリーク。
クチュクチュと、愛液が泡立つ大きな音が聞こえる。
「…あ……んっ…」
声をあげたくないのに、勝手に甘い声が口から漏れる。
もう何も考えられなくなったとき、レナは三度目の絶頂を迎えた。
息つく間もなく、いつのまにか服を脱いでいたフリークが、大きくなった自身のものをレナの濡れた蜜壺に当てがった。
レナは何も考えることなく、呆然と見つめていた。
グググと男のものが入ってくる。
先程とは比べ物にならない大きさ、痛みで我に返った。
体が引き裂かれるようだった。
「ああああぁっっっ!」
痛みのあまり悲鳴を上げるレナ。
「くっ…キツいな…」
締めつけを感じながら、ゆっくりと腰を動かすフリーク。
痛みに悶えるレナだったが、次第に痛みの中にかすかな快感を感じるようになった。
フリークはそれを見逃さなかった。
速く、深く腰を動かすフリーク。
だんだんと痛みよりも快感の方が大きくなってきたレナは、我慢していた甘い声が漏れてしまった。
「んっ…あぁん…」
満足そうに笑うフリークは、自身も限界が近いのを感じ、さらに加速する。
「はぁぁっっ…」
レナが四度目の絶頂を迎えると同時に、フリークも熱いものをレナの中に放った。
レナは意識を手放した。
「こいつは…最高だな」
そう言ってにやりと笑ったフリークは、服を着て部屋を出て行った。