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君が笑う、その時まで

第23章 微熱に注意


◆◇高尾視点

高「赤司って――“キセキの世代”の赤司征十郎かよ!?」

 オイオイ。こりゃとんでもねーことになってきた。
 じゃあ何だ。
 真ちゃんの話が仮に正しいとすれば伊織ちゃんは赤司征十郎の知り合いってことかよ!?

 伊織ちゃんはすっかり黙り込んじまったし……ますます気になるわ。


 ――って。伊織ちゃん、さっきより顔色悪くなってないか?


 店にいたときは元気そうだったけど、さっき咳き込んでいたしな。

高「なぁ、伊織ちゃん?」
伊織「え?」

 彼女がこちらを向く――その隙に俺は彼女の額に手を当てた。

高「!!…って、熱あんじゃん!」
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