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君が笑う、その時まで

第23章 微熱に注意


◆◇伊織視点

 彼は、もしかしたら勘付いているのだろうか……。
 


 いや、そんなことがあるわけがない。






 彼には「彼」しか見えていないはずだ。

 それに「彼」を知っているのは――












「赤司という人物に心当たりはないか?」

「ッ!?」











 赤司。その名前を聞いて私の心臓がどくんと脈打った。
 
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