第3章 ~序章【プロローグ】~ 世界は退屈で
「まだ君達は異世界から手を引いていないのかね!!」
「一体、どうなっているんだね!!?」
此処は全ての神々が集まる場所
天空神・ゼウスを中心とする十二神
海王・ポセイドンを中心とする神々、
冥王・ハーデスを中心とする神々、
この三柱とは別に上層部も少々いる
(はじめの煩いのは上層部であることは余談である)
正直、私はこんなコトに興味が無い
興味が無いと言うよりめんどくさいのが本音
私は遠い時代、我が父、クロノスの浮気のお陰で産まれた
当然、当たり前の如く私の存在なんてクロノスは知らない
聖霊の血を引く我が母、ミリューはクロノスの犯していた罪を先見していた
だから、私を生かすため己の命を散らせても私を逃がしたのだ
そんなコトから早数千年(何年か忘れたのは言わないお約束だ)、私は今、めんどくさいコトに直面しているのだ
「…………え!…………上!…………姉上!!!」
『えっ、あ、あぁ なんだハーデス』
「話を聞いていましたか!!アテナの守護する異世界が愚弟の手から離れると言って居るのです!」
『なんでも良い。だから、私を巻き込むな、メンドイ』
「姉上、お待ちください、その様なお考えは違うのではないのですか?いくら、姉上とてその様な…………」
『黙れ、ポセイドン。私に口答えするな、眠いんだ』←
「「「姉上!!?」」」
全くもってシンメトリーだ…………
仲が悪いように見えて仲が良い、
私の中ではとても良い兄弟に見える
『もし、もしも、その案件を皆がやらないのであれば…………
私が直属に承ろう。』
だから、嫌だ嫌だといっても助けたくなる。