第3章 ~序章【プロローグ】~ 世界は退屈で
「姉上、それは真ですか!」
『あぁ、だから私を人間に転生させろ。ゼウス』
ちなみに私は一度決めたことを曲げるつもりは毛頭ない
己の言った言葉ぐらい責任を持たねばなるまいよ
「…………わかりました。認めましょう。ただし
地上にて回収されたクラテリスと余達の加護をお受け下さい。それが条件です。」
『あい、わかった。その条件を飲もう。だが、
どこに降り立ち、どこに行くかは私の勝手にさせてもらう。』
「わかりました、姉上。 余もその条件を飲みましょう。」
『理解が早くて助かる。』
私とて、めんどくさいコトは入りたくないが
どうやら、弟どもには甘いらしい
何を思おうが許してしまうなど
そろそろ私も末期か…………←←
「リュノール、私から加護を授けましょう。
いずれとなれどあなたは月光神なのですから」
『…………知ってる』
「姉上、そろそろお時間です。」
『あぁ、ポセイドン。無事に加護を授けてもらった。
行こう、世界の終結に向けて』
「はい、姉上」
「姉上、クラテリスは持たれましたか!?」
「あ、あと枕も!」←←←
『ゼウス、クラテリスと3日分の食料と聖書で充分だ
で、アポロンよ枕なんぞ要らん。』
「ですが!」
『重いからやめてくれ。てかやめろ』←←
「ハイ。」
『では、私は行くよ。 また会おう、私の弟達よ』
「はい、姉上。 また会いましょう。」
「転生したら海界にお越しください!待ってますよ、姉上!」
「日は苦手なので余はエルシオンで待ってます。」
『あぁ! 行ってくる!』
私が出来ることは限られてる
でもやるしかない
人生、なんとかなるものだ
さぁ、行こう さぁ、進もう
アテナの守護する世界へ!