第3章 ~序章【プロローグ】~ 世界は退屈で
その昔、世界は闇に飲まれました。
闇は神々の力を欲し、弱まるどころか、どんどん膨張していきました。
闇は人々を飲み込みとうとう
神の住まう神殿まで乗し上がってきました。
そして、その闇は躊躇無く新しく天空を治めるコトとなったゼウスを
一口で飲み込み、己の力としてしまいました。
その次は海底神殿に住まう、ポセイドン
その次は冥界に住まう、ハーデス
世界を支えていた三柱が崩れ世界はとうとう闇に堕ちてしまいました。
それを視た月光神・リュノールは己の力で闇を浄化させようと決心しました。
ですが、三柱を取り込んだ闇はリュノールの力を取り込もうとしました。
とうとう、力も奪われて万策尽きたリュノールは最後の賭けに出ました。
己の命と引き換えに世界ごと全てを破壊し、再生させるコトです。
賭けに出ようとした瞬間、闇はまた膨張し、とうとう手足が出なくなりました。
絶望の淵に立たされたリュノールは世界に涙を流しました。
その涙は闇を浄化し、世界の三柱のゼウス、ポセイドン、ハーデスを救いだしたのです。
そして、三柱の小宇宙を借り、力を取り戻したリュノールは地の底から沸き上がる光明の如く、世を照らし、世界を闇から救いました。
闇の正体は遠き時代に三柱に倒された『クロノス』で、己の代わりに世界を治める三柱に憎悪を抱いていました。
クロノスの闇も照らし、全ての世界が照らされた瞬間、
全ての神々、全ての人々が笑いました。
そして、三柱のゼウス、ポセイドン、ハーデスも微笑んでいました。
ですが、この物語は続きがあるのでした。