第2章 O×S
S side
「言えよ。」
ドS智くんが本気になった。
それにつられて、命令口調になってて。
・・・それ聞くと、
体の奥が疼いて。
どんどん勃ち上がる自分のモノを
隠そうとしても、
脚は縛られてるから閉じられないわけで。
って、智くん、
さっきの聞こえたでしょ・・・
「ほら、早く。」
「・・・智くんっの、
・・・くだ・・・さいっ!」
「よくできました」
智くんの温かい手が俺の頭を撫でて。
頬の涙はぺろっと舐められた。
「翔のココ、ヒクヒクしてますね。」
「あぁっ!」
智くんが指をナカにぐっと挿れたと同時に、
もう一度自分のモノが勃ったのがわかった。
「ほんと、翔はエロい子。」
ぐりぐりとナカを掻き回されて、
「やっ!あっ!あっ!」
いつもの智くんじゃないことに、
ゾクゾクして。
「あああっ!」
不意に一点を突かれ、達しそうになる。
智くんが薄ら笑いを浮かべ、
同じところを何度も突く。
「あっ!やぁっ!さと、しっくっん!
やめっ!」
「へぇ?やめてほしいんだ?」
そう言いながらも手を休めない智くん。
「やっ!い、いきそっ・・・」
「いいよ。イケよ。」
冷たく言い放った智くんの顔が
嬉しそうに歪む。
指をバラバラに動かし、その速度を上げる。
「オラ、イケよ。」
「やっ!」
「ド淫乱イケよ。」
「あっ!」
自分がどんどん追い詰められているがわかる。
ダメ・・・もう、限界・・・
「ほら、かわいい翔見せて?」
「あぁ・・・」
智くんにいきなりかけられた優しい言葉に
耐えきれなくなった。
「翔かわいい・・・」
下から見上げる智くんは有りえない位妖艶で。
「まだまだですよ・・・?翔。」
ふふふっ、と智くんは笑った。
・・・やべ、また勃ってきた。