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【アイナナ】アイナナ寮と掃除のおばさん。

第17章 TRIGGERと掃除*




さっきと顔はどこへやら。とても清々しいほどに、社長さんは笑顔だった。
私はこの時に悟った…。はめられたと。







社長室を出るとそこには大和さんが立っていた。

「よっ!お疲れさん!お前さん、今日俺らのマネジャーになるんだって?よろしくな。」

ニヤニヤしながら私に語りかけてくる大和さん。
あれまー、情報がお早いですこと☆
この野郎…ずっとここで聞いてやがったな。

『えぇ、そのようで←真顔』

「それじゃあ、マネジャー様。一緒にスタジオに行きましょうかね?」

『嫌だわ。』

「はいはい、文句なら後でお兄さんが聞いてあげるから。そろそろ出ないと、俺ら遅刻。」

『は!?馬鹿!!それを先に言ってくれ!!』

「いや、ちゃんの持ってるそれ、タイムテーブルじゃないの。」

『………いえす。』

今、ざっとしか読んでなかったわ。
私は、走るぞ!っと駆け足で大和さんと一緒にメンバーが乗ってる車に向かうのだった。













そして今現在迷子である。
どうするア○フル!




わからない事は、全部みんなに聞いた。
ちゃんと楽屋にもたどり着けた。
スタッフの方にもちゃんと挨拶した。
そして撮影スタジオも把握した。
だがしかし、 一人ではIDOLiSH7の楽屋にたどり着けなかった。
この建物広すぎるんだよ!!

最初、はじめてだから心配だと、陸くんと一織くんが一緒に着いていこうかと言ってくれたのに私は断ってしまったのだ。
こんな事ならイケメンと一緒に歩く事を恐れず、着いてきてもらえばよかった。あぁー。まぢ一時間前の私のバカ!
運悪くこの通路を通る人が一人もおらず、道を訪ねる事もできやしない。
どうしよぉおおおお。



「だから言ったでしょ。あのステップは楽が間違えてたんだよ。」

「悪かったな!良いじゃねぇか、練習なんだから。次はもう間違えねぇーよ!!」

「二人とも、通路で喧嘩は止めてくれ!💦」


おっ!
天の助けとはこの事か!!
人が来た!!
なんかイケメンな人達で、普段ならあんまり関わりたくないけど、今はそんな事を言ってる場合じゃない!!
さっさとマネジャー(仮)を終わらせ帰りたい!!

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