• テキストサイズ

Green~君といた季節~【気象系BL】

第5章 大人になるということ



翌日、学校に行くと、
待ってましたとばかりに、
斗真が、俺に飛び付いてきた。

「翔//待ってたんだぜ~!遅せ~よ//」

「朝から、なんだよ~...」

斗真の変なテンションについていけない俺は、面倒くさそうに言った。

それでも、そんな俺を廊下に連れ出すと、
キョロキョロと回りを確認し、
わざとらしく小声で言った。

「俺さ、真由子さんと、ヤッちゃった♪」

........?キョトンとする俺に、

「だから~...真由子さんと、
セックスしたの!!」

「え─────っ!!!!セック」

「バカッ///」

慌てて俺の口を、ふさいで、

「でかい声出すなよ~」

俺は、なんか余裕の斗真を、
もっと人気のない廊下の隅に連れてって、

「なんで?どうして、そんな、急に...」
もう、俺は、驚きでしどろもどろ。

「土曜日さ、真由子さんと会って、
映画行って、家に来ないかっていうんだ。
んで、そのまま行ったら、誰もいないって、
....そういうからさ...」

「だからって、そういう展開になるか~?」

もう、俺にとっては、未知の世界だよ///

「だって、彼女から、したことあるか?
って...そう聞いてきて..ないっていったら、じゃあ、シテみる?..って...」

「それで、シたの?」

「.....シた..」

「出来たの?..上手く..?」

どうしても、気になる...
だって、俺が斗真だったら、
正直言って、自信ないよ...

もう、それは大人の世界過ぎるっていうか...

....あっ...また出てきた...大人の世界...


/ 543ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp