第26章 未来への地図
【 翔side 】
細い脚を抱えて、最奥を穿つ。
何度も何度も繰り返し腰を送ると、雅紀の尖端からは、止めどなく透明な汁が溢れ出した。
雅紀...
雅紀......
愛してるよ。
ずっと、ずっと一緒だよ。
突き上げられて、雅紀のしなやかな身体が跳ねる。
「ああぁ...しょお...気持ちイイ...もっと、もっとシテ...」
「雅紀...可愛い...綺麗だよ...あぁ...締まる///」
慣れ親しんだ身体は、どこ押せばイイか、何を求めているか...お互いに分かっている...
俺達は一緒に昇りつめていく...
「...しょう...ソコ..もっと欲しい...」
「雅紀...愛してるよ...雅紀だけだ...」
「...んあっ...翔..もう...イキたい...」
「...一緒にイコ..自分で..握って..」
俺に言われるままに、突かれて揺れていた自身を握って上下に扱きだした。
......雅紀...最高だよ。
最高にエロい...
「...翔...もうイクッ..イクイク...ああああぁ///」
雅紀がイッた締め付けで、俺も雅紀の中に熱を放った。
一瞬、頭の中が真っ白になる。
「ごめん...中に、出しちゃった...」
「いいから...翔...全部欲しい...翔の全部..」
「雅紀...可愛過ぎ...」
「翔...ぎゅってして」
雅紀が何だか泣きそうな顔してるから。
俺は彼の身体を強く抱き締めた。
「翔...好き...大好き...」
「雅紀...泣いてるの?」
驚いて顔を見ると、雅紀は両腕を顔の前でクロスさせ、隠してしまった。
「雅紀...?」
「......」
「どうして泣くの?」
「......」
首を横に振りながら、声を殺して泣く彼を、俺はただ抱き締めるしかなかった。
雅紀の涙の意味のも分からずに...