第22章 命の重さ
【 雅紀side 】
こうして俺たちは、俺たちのマンションのリビングで、セックスをした。
まあ、ちょっと酒飲んでて盛り上がっちゃって、
そのまま突入しちゃった、
ということは、ないこともない...
この頃は、ちゃんとベッドでしてたけど。
その辺も、まあ、言葉は良くないし、
そんなことないんだけど。
『マンネリ化してた』と言ってしまえば、
絶対違う、とも言えない訳で。
そんな俺たちの『性活』に、一石を投じた今回の出来事...
衝撃的ではあったけど。
言葉で言えないくらいの、刺激的で忘れられない夜になった。
智たちの後にシャワーをして。
いつものように翔に、中を綺麗にしてもらって...
...何度やってもらっても慣れないこれ。
自分でやるっていうんだけど、
翔が、自分じゃ、全部綺麗に出せないからって...
まあ、肛門科とか受診したと思えば?
気にならないのかもしれないけど...
......やっぱ、そうは思えない。
「...やぁ///」
あ...ヤバい!つい、変な声出ちゃった(*ノωノ)
「ふふっ、雅紀。可愛い...」
翔に言われて、顔が熱くなる。
彼曰く。
いつまでたっても、俺のそういうところが可愛くって、大好きなんだって...
あ、だからって、演技でやってるわけじゃないからね!!もちろん...
↑誰に言い訳してんのよ~?
隣の客間は、すっかり静かだった。
流石に彼らも、疲れて眠ったのかな?
人ん家で、そうそう何度もしないでしょ...?