第22章 命の重さ
【 雅紀side 】
料理はどれも旨くて、ビールからワインに切り替えた俺たちは、場所をソファーに移して、かずの作った酒の肴を摘まみながら、また飲んだ。
んで、まあまあ酔った。
智はもともと強いからあんまり変わらないけど、かずは目がとろんとしてる。
「今夜は泊まってくといいよ...ねっ?翔~?
ゲストルームがあるから...っつっても、ダブルベッドだけど...いいよね?」
かずはチラッと智を見て、
「俺は...ソファーでいいよ」って。
すると智が、すかさず、
「なんでだよ~...他人行儀じゃんか!」
「だって、他人だし...」
「一緒に寝ようぜ~♪いつもみたいに抱き合っ..」
べしっ///かずが智の背中を叩いた。
「やだよ~...ぜってぇ~ダメだっていうところで盛ってくるもん!」
...いつもそうなのかな~?(^^;
「いいじゃん別に!翔たちだって分かってるんだから~!エッチ位したってさぁ~」
「あ、俺たちに遠慮しないでどうぞ、どうぞ...」
ふたりの痴話喧嘩に、そっと助け船を出した...
けど。
「ほ~らな!!何ならさ、仲良く一緒にシテもいいんだけど...俺はな~?」
智...君、大胆だな(*´з`)
「あ~、それ面白いかもね♪人のセックスって見たことなしね〜(^^)」
...翔...( ˘•ω•˘ )
そう言うキャラだったっけ??
それダメなやつだよね...
「ダメダメダメ!!そんなの無理に決まってるでしょ!」
かずは真っ赤になって抵抗した。
...ふふふっ、可愛い(^^♪