第21章 旅立ち 〜departure〜
【 雅紀side 】
......遠くから聞こえてくる波の音。
瞼が重くて上がらない...
夕べは、いったい何回シタのかな...?
布団が温かくて、
このままずっとこうしていたいような...
そんな幸せな朝...
微睡む中で、そっと手を伸ばすと、
裸の胸に触れた。
「あ...」
目を開けると、超絶可愛い寝顔の恋人が、
艶めかしい肢体を晒していて...
白い透明な肌に、朝の柔らかな日差しが降り注いで、あり得ないレベルの美しさと、エロさを放って輝いていた。
暑かったのかな?
肌蹴た布団はほとんど身体を隠してなくて。
横向きで寝る脚の間で、昨日活躍したくせに、
朝につき、再び元気な『しょうくん』が
俺に合図を送っている。
『ワタシヲタベテ』...と...
ムラムラしてきた俺も、まあ、どうかしてるけど。
恋人の艶めかしい寝姿に、
俺は思わず、ゴクンと生唾を飲んでから、
『しょおくん』に、顔を近付けた。
尖端に、そっとキスをすると、
持ち主はくーくー寝てるのに、
ソレは、生き物のようにピクリと小さく跳ねた。
......面白い...(´・ω・`)
舌を出して、先をペロリとひと舐めすると、
「...ん...」
翔が僅かに眉間にシワを寄せた。
一旦離れて、寝息を確認してから、
今度は胸の先の可愛い粒に、
フーッと息を吹き掛けた。
そして尖らせた舌を、触れるか触れないかの位置で、チロチロと嬲った。
当然、ぷっくりと立ち上がってくる、
可愛いそれに、遠慮なく吸い付いた。
「やあっ///」
考えられないレベルの可愛い声を出して、
翔の身体が跳ねた。
もう//////
天使かっ!
ってツッコんだのは、言うまでもないが。