第21章 旅立ち 〜departure〜
【 雅紀side 】
......もう、狂おしいほどの快楽が俺を襲いつつある。こんなの、今まで知らなかった。
擦られた先は、最初少し痛かったけど、
今はもう...ヤバい...
だってさ...
我慢できそうになくて....
「..翔...あの...漏れそう..なんだけど..」
やっと言ったけど、なんか耳まで熱い..
露天風呂入る前に、トイレに行っとくように翔が言うから、変なこというな..?
とは思ったんだけど、素直にちゃんと出してきているはずなのに。
「...いいんだよ、それで...もう直ぐってことなんだよ...出したかったら出していいから♪」
えっ??いやいや///出したかったらって、
翔の目の前で、お粗相することなんかできる訳な..
「雅紀..おしっこが出そうな感じが、潮吹くってことなんだから...」
「...でも..無理だよ...あああっ..ダメ..
んあっ///翔!!」
堪らず伸ばした手を、翔がしっかりと握ってくれた。
「出ちゃう...やだっ..あ..あぁ..出ちゃうよぉ...」
!!!!!!
信じられないことに、翔に擦り続けられたその先から、透明な飛沫が飛び散って、
止めたくても止められなくて...
出ても尚、擦るから、
その尖端から、何度も何度も噴水のように、
『何か』が吹き上げた。
「..やだよ..翔..何で?..やあああああっ」
もう訳が分からなくて、
辺りに飛び散ったそれは、翔の胸や、顔にも飛んでいて...
もう俺は恥ずかしくて、死にそうだった。
......でも...
こんな快感...初めてだった。
気を失ったこともあるけど、
その時も超よかった...けど。
その10倍...いやもっとか?
気持ちがよかった...