第19章 君を守るために
【 雅紀side 】
もう寝るって言ったら、翔は俺の手をさっと取って、指を絡めてきた。
....これは、『今夜はヤろうぜ』っていう、翔のサインのひとつ。
まあ別にさ。
俺だって、ヤりたくない訳でもないし〜?
....どちらかと言えば、寧ろヤりたい...
さっさと、甘い空気に持ち込んで、
今日の実習のことなんか、忘れちゃって貰えばいいや!
よし!それがいい♪♪
寝室に入るなり、俺は、翔の背中に抱き付いた。
すると、
翔はくるっと俺の方を向いて、ニコッと天使の笑顔を俺に向け、そっと目を閉じた。
可愛すぎるじゃん/////
俺はもちろん迷わずその花のような唇に吸い付いた。
暫くは啄むように角度を変えて、その花を堪能した。すると、翔がそっと舌を出してきて....
そのエロい顔に、一期に俺の中心が熱くなる。
俺はその舌を絡めとって吸い上げ、咥内に、引き込んだ。翔の熱い舌と絡め合うと、翔から、甘い声が漏れだした。
「..ん..んっ..ぅん...雅紀..好き..」
「..翔..んん..好き..すきだよ...」
このまま、今日は俺が上..かな♪
そんな、ワクワクした気持ちで、硬くなり始めた俺を、翔の脚にくっつけたその時。
顔を離した翔が、
「教えて❤今日雅紀が、不機嫌になった訳♪」
.........(´;ω;`)忘れてない...
あんな可愛い声で鳴き始めといてさ...
「えっ?..いや、別に俺..不機嫌じゃ...」
目を反らせた俺の頬を両手で押さえて、
「俺さ...雅紀が、嫌がるようなことしちゃったのかな〜?って、気になって、実習も手に着かなくなっちゃいそうだし...(-_-;」
と、上目遣いでそう言った。
.....それは困るよ〜////
↑すっかり思う壺の人...